宮古島トライアスロンはロケーション抜群!一度は出たい憧れのレースを解説
全国でも有数のスポーツアイランド「宮古島」。トライアスロン宮古島大会は、島を代表するイベントのひとつです。この記事では、島外からの参加を検討されている方に向けて、トライアスロンの概要やコース、おすすめの観光スポットなどを紹介していきます。
【備考】
2022年の第37回全日本トライアスロン宮古島大会は、すでに中止が決定されています。2020年(第35回)・2021年(第36回)に続き、2022年で3年連続の不開催となりました。
宮古島トライアスロンとは?
宮古島で行われるトライアスロンの正式名称は、「全日本トライアスロン宮古島大会」。アイアンマンとも称される過酷なレースで、開催日は例年4月の日曜日です。コースの総距離は202.195㎞となっており、スイム3㎞、バイク157㎞、ラン42.195㎞を13時間30分の制限時間内で完走します。
スタート地点は、宮古島の南部にある「与那覇前浜ビーチ」。競技開始は例年朝7時です。大会の前々日には開会式のほか、競技者や関係者が参加する「ワイドーパーティー」も開催されます。
▼全日本トライアスロン宮古島大会 第35回大会ダイジェストムービー
トライアスロン宮古島大会の参加資格
トライアスロン宮古島大会の参加資格概要は以下の通りです。
●大会当日、満19歳以上65歳までの健康な男女でスイム、バイク、ランの競技に経験を有し、かつこれらを同時に行うトライアスロン大会に参加した実績のある者。
●その他、大会運営に支障が起こることが予想された場合、または、虚偽の申請がなされていた場合は、出場内定通知後においても参加をお断りする場合があります。
●申込の際は、5年以内に完走したトライアスロン大会(51.5km以上)の記録証明書(大会記録表の大会名及び自分の記録の部分にマーカーの入ったもの)を添付して申し込んでください。
(第34回募集要項より)
なお、申し込み方法は「インターネット」と「郵送」の2通り。申込期間は、10月~11月ごろで、インターネット申し込みは郵送よりも期間が長目に設定されているのでおすすめです(大会事務局もインターネット申し込みを推奨)。
参加費は40,000円です(支給品、傷害保険料、エイドステーション飲食物、カーボンオフセット料等を含む)。申し込みに際しては、顔写真(縦4cm×横3cm)、健康保険証の写し、過去に参加したトライアスロン大会の完走証または記録証明書の写しなどが必要です。
▼宮古島トライアスロン実行委員会 公式サイト
トライアスロン宮古島大会のコース概要
スタート地点になる与那覇前浜ビーチ
トライアスロン宮古島大会のコースは、与那覇前浜ビーチでスイムが終わったら、バイクで宮古諸島を時計回りに一周します。伊良部大橋や池間大橋などもコースに含まれており、美しい宮古島の海を見れば疲れもしばし吹き飛びます。
宮古島内西側を周ったら、今度は島の北側を走る外周道路で東へ向かいます。最東端の東平安名崎で折り返し、バイクのゴールは宮古島市陸上競技場です。そこからランに切り替わり、島の中央を走る城辺道路を走ります。最終ゴールはバイクゴールと同じ宮古島市陸上競技場となっています。
宮古島トライアスロンは歴史あるイベント!第1回大会は1985年開催
宮古島のトライアスロンは歴史の長いイベントです。第1回大会は1985年。日本一のトライアスロン大会と呼び声高い「佐渡国際トライアスロン大会」の創立は1989年なので、それよりも先に始まりました。
不開催ではあるものの、2022年で37回を数えます。ちなみに、第1回大会の出場選手は241人。そのうち91.2%が完走を果たし、総合タイム1位は男子が「8:08:52」、女子が「10:05:28」です。2018年に行われた第34回大会は、参加者が1572名、1位のタイムが「7:52:06」。大会規模、競技者レベルともに、年々上がっています。
宮古島はスポーツアイランド!トライアスロン以外にもイベント多数
宮古島ではトライアスロン大会以外にも、以下のように多くのスポーツイベントが開催されています。
- 100kmワイドーマラソン(1月)
- ロマン海道・伊良部島マラソン(2月)
- トライアスロン宮古島大会(4月)
- ツール・ド・宮古島(5~6月ごろ)
- ビーチバレー大会(6月)
- サニツ浜カーニバル(7月)
- エコアイランド宮古島マラソン(11月) ※2020年で終了
- たらま島一周マラソン大会(11月)
自転車で訪れたい宮古島の定番観光スポット3選
最後に、トライアスロン参加者におすすめの観光スポットをご紹介します。愛車のロードバイクでぜひ訪れてみてください。
東平安名崎
■与那覇前浜ビーチからの距離:約24㎞
宮古島の最東端にある「東平安名崎」。日本の都市公園百選にも選ばれている国指定名勝です。トライアスロンが行われる4~5月にかけてはテッポウユリが咲き誇り、花の名所としても知られています。
バイクコースにも含まれていますがレース後半に訪れるので、人によっては景色を楽しむ余裕がないかもしれません。ぜひ下見がてら、事前に訪れてみてはいかがでしょうか。
比嘉ロードバーク
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■与那覇前浜ビーチからの距離:約15㎞
こちらも宮古島の東海岸、県道83号線沿いにある絶景スポット。標高約100mの崖からは、眼下に宮古ブルーが一面に広がります。天気がよければ、左手奥に大神島も臨めます。
竜宮展望台
■与那覇前浜ビーチからの距離:約4㎞
来間島にある展望台。上からはトライアスロンのスタート地点、与那覇前浜ビーチを一望できます。午後になると海側は逆光になるので、おすすめの時間帯は午前中。周辺にはカフェや雑貨店などが充実しており、食事や買い物も楽しめます。
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宮古島トライアスロンに関するFAQ
宮古島までバイクはどうやって運べばいいですか?
郵送・輪行(飛行機に持ち込み)どちらも可能です。郵送する場合は、宿泊するホテルに送るのが一般的。その場合は、郵送しても問題ないか、事前に宿泊予定のホテルに確認しましょう。
どこに泊まるのがおすすめ?
スタート地点の与那覇前浜ビーチ周辺に泊まるのがおすすめです。ビーチのある下地地区には、ゲストハウスや民宿がたくさんあります。また、来間島も与那覇前浜ビーチから近く、離島らしい落ち着いた雰囲気の中で宿泊を楽しみたい方におすすめです。
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大会の何日前に宮古島入りすればいい?
例年、選手登録受付は大会当日の3日前(選手登録受付は2日前でも可能)から開始されます。そのため2~3日前までには来島しましょう。なお、大会の翌日には、表彰式やふれあいパーティーが行われます。
まとめ
トライアスロン宮古島大会は、沖縄の雰囲気を思いきり感じられる人気のレースです。競技を通じて、与那覇前浜ビーチや伊良部島、池間島などの観光地を巡れます。
なお、大会中はマナーを守りながら、事故やケガにも気を付けましょう。トライアスロン宮古島大会は多くのボランティアによっても成り立っています。そういった方たちへの配慮や感謝も忘れず、楽しくトライアスロンに臨むことが大切です。