島全体がパワースポット！？宮古島のパワースポット5選のご紹介！
美しい海と空、そして大自然に囲まれた宮古島は神様の起源とも言われ、古くから島の人は自然に感謝し神を敬ってきました。島には900近い御嶽（祭壇）や神秘的なガー（井戸）も多くあります。溢れ出る自然のエネルギーから、宮古島は島全体がパワースポットとも言われています。今回は南の島独特の雰囲気に包まれた宮古島のパワースポットをご紹介します。
宮古島の神を祀る文化「御嶽（うたき）」
「神様へのお参りは神社」というイメージですが、宮古島では御嶽（うたき）で神様を拝みます。御嶽は神様が降りてくる神聖な場所なので、むやみに足を踏み入れてはいけません。昔から御嶽はユタ（神様の声を聴くことができる女性）が訪れ、拝むものとされている場所なので、基本的に男性や外部の人々が立ち入ることはできないのです。場所によっては地元の人々でも立ち入ることのできない聖域を持つ御嶽も多いです。
宮古島のパワースポットをご紹介
パワースポットを訪れると運気が上がりご利益があると言われているため、たくさんの人が集まります。神聖な場所を訪れる際は、最大限の敬意を払い外部から来た者としての自覚を持って参りましょう。お願い事をする場所ではないので、来ることができたことに感謝し、パワーを充電させていただく気持ちで行きましょう。
パワースポット①：漲水御嶽（はりみずうたき）
画像引用元：写真ACのryujinmapleさん
宮古島にある最古の霊場とされる漲水御嶽は、宮古島の創造神話の神々が祀られているパワースポットです。宮古島の原点でもある聖地そのもの。ここは宮古島の中でも、数少ない自由に出入りをしてもいいとされている御嶽ですが、島で最も格式の高い拝所と言われています。敷地内には大きなガジュマルの木があり、とても神聖な空気が流れています。御嶽内では私語はできるだけ慎み、他の方の参拝の邪魔にならないように順番を待ちましょう。
パワースポット②：宮古神社
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日本最南端の神社と呼ばれているのが宮古神社。歴史は古く400年以上前の1590年に創建されました。色鮮やかな朱色の屋根、狛犬の代わりにシーサーというのが特徴的な琉球らしい雰囲気です。小高い丘の上にあるので境内からは海を臨むことが出来ます。素晴らしい景色からも、この場所にパワーが溢れていることを感じます。金運上昇や商売繁盛など、お金に関するご利益があることからビジネスで訪れる方も多いそう。
パワースポット③：ヌドクビアブ
画像：ruguスタッフ撮影
伊良部島のさとうきび畑の中にあり、なかなか外からでは見つけにくい場所にあります。深さは22メートル、地上からでは想像もつかない鍾乳洞でできた広い空間。ひんやりと冷たい空気が漂うスピリチュアルな雰囲気が広がります。地上からガジュマルの木の根が垂れ下がり、まるで天から光と共に降り注いでるかのようです。静まり返ったこの場所に立つと不思議なエネルギーを全身で感じます。
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パワースポット④：友利のあま井
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1965年に水道が普及する前まで、付近の住民のライフラインとされていた深さ20メートルほどの井戸。石段を下りると奥は清らかな水の溜まる自然の洞窟になっています。かつては水を運ぶ仕事は女性の役割であり、石段は光るほどに磨耗しているのが見られます。水の滴る音が洞窟内に響き渡るこの場所で、先人たちが踏みしめたこの地の歴史の重さと自然の偉大さに感謝です。自然の湧き水としては規模も大きく水量も豊かなこの場所には、やはり大きなパワーを感じずにはいられません。
パワースポット⑤：大神島
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宮古島から船で15分。地元では昔から「神様が宿る島」として大切にされ、島全体が聖域と言われる離島、大神島。ここには豊かな自然や、特徴的な伝統・ルールも多くあります。日本神話に登場する「天岩戸」や「高天原」と呼ばれる場所もあり、パワースポットと呼ばれるようになりました。海岸には波の浸食によってできた「ノッチ」と呼ばれる奇岩などの偶然の産物もあります。自然の神々が住まう島は独特な時間の流れを感じ、不思議な空気に包まれています。
宮古島のパワースポットでは心身ともに浄化され、運が開けてくると言われています。訪れる際、他の人の迷惑にならないよう駐車場所を選ぶ、神聖な場所では静かに過ごすなど、敬意をわすれないようにしましょう。その場所にあるものに触らないことはもちろん、壊したりしないように気をつけます。基本的なマナーを守り、素敵な旅の思い出を作ってください。
