“離島の離島”を満喫!満天の星に癒される宮古島の離島「来間島(くりまじま)」の楽しみ方をご紹介!
「来間島」は昔ながらの原風景が、いまなお残るとても素敵な島。島に一歩足を踏み入れれば、ゆったりとした空気が流れており、佇んでいるだけでも心が癒やされます。宮古島とは来間大橋と繋がっているので、宮古島を訪れたら必ず来間島にも立ち寄ってみましょう。この記事では、そんな来間島にある人気の観光スポットを紹介していきます。アイランドホッピングの参考にしてみてください!
来間島までのアクセス
来間島は宮古島から南西へ約1.5キロメートルのところに位置しています。宮古空港からは車で約15分。来間大橋を通って、陸続きでアクセスできます。ちなみに自転車では約50分なので、体力に自信のある方はサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。自転車なら橋の上でじっくりと写真撮影ができますよ(自動車の駐停車は禁止なのでご注意ください)。また、宮古空港と来間島を結ぶ路線はありませんが、平良の中心地から来間島を結ぶバスが1日2便走っています。
下地島空港からのアクセスは車で約40分。下地島から伊良部島へと渡り、そこからさらに伊良部大橋、来間大橋を渡って行くことができます。
■あわせて読みたい■
来間島の成り立ち
来間大橋と来間島
来間島は1周5キロメートルほど。島のほとんどをサトウキビなどの農地が占めており、のどかな風景が広がっています。人口は150人余り 。来間大橋を渡ってすぐのところに集落が1つあります。
来間大橋が開通したのは1995年3月 。それによりアクセスが格段に良くなりました。それ以前は、船でしか宮古島に渡ることができず、人はもとより、島内で生産された農作物の出荷も一苦労でした。そのような先人たちの苦労と努力の結果、今こうして気軽に観光ができるようになったといえます。観光の際には島に対して敬意を払いながら、楽しむといいのではないでしょうか。
来間島の観光スポット
決して広くない来間島ですが、実は見どころがたくさんあります。その中でも有名なのが竜宮展望台。3階建ての、まるで竜宮城のような姿をしている展望台です。最上階からは与那覇前浜ビーチと来間大橋を一度に臨むことができます。
また、来間島のビーチもおすすめです。「長間浜」「ムスヌン浜」「長崎浜」が主なビーチで、いずれも西側を向いているので晴れた日には海に沈む夕日が見られます。また来間島の海岸は、宮古島にある「砂山ビーチ」「新城海岸」のような人気ビーチよりも比較的人が少なめ。「落ち着いて海を楽しみたい」という方にぴったりだと思います。
■あわせて読みたい■
この投稿をInstagramで見る
歴史好きの方は、「スムリャーミャーカ」にも立ち寄ってみましょう。スムリャーミャーカは、島のちょうど中央に位置する墳墓。大きさは横9メートル、縦6.5メートル、高さ2.3メートル。沖縄県の史跡文化財にも指定されており、保存状態も良いことから貴重な歴史的資料になっています。
来間島の食事スポット
青空パーラーでスムージー(画像引用元 青空パーラーさんの公式instagram)
来間島のグルメスポットは、インスタ映えするおしゃれなところばかり。
観光の合間にちょっとお茶をするなら「青空パーラー」や「パニパニ」がおすすめです。青空パーラーでは、種類豊富のスムージーをいただくことができ、広々とした中庭にはベンチやハンモックが置いてあります。パニパニでも、冷たいドリンクやスイーツ、軽食などを食べられます。オープンカフェスタイルなので、とても開放的な雰囲気です。
この投稿をInstagramで見る
「島茶家ヤッカヤッカ」というお店では、タコライスやカレーなどランチが楽しめます。さらに農家レストラン「楽園の果実」も人気。自家製マンゴーや宮古牛など地元食材を使ったメニューが楽しめます。
いずれのお店も徒歩圏内なので、気になるお店をはしごするのもいいかもしれません。
■あわせて読みたい■
来間島で買い物するなら
HAKONIWAの店内(画像引用元 HAKONIWA NAMIMAさんの公式サイト)
さらに来間島を訪れたら、必ず立ち寄りたいのが「雑貨屋さん」です。「HAKONIWA NAMIMA」「ハンドメイドアクセサリー utatane」「琉球ザッカ 青空」「美ぎ島雑貨 がじゅまる」など、温かみのある雑貨屋さんが点在しています。どのお店も個性豊かで、友人へのお土産だけでなく、自分へのプレゼントにもぴったりですよ。
■あわせて読みたい■
来間島最新スポット
来間大橋ができて以来、来間島にはグルメ・ショッピング・ホテルなど、新しいスポットがどんどんオープンしています。
2020年開業の「シーウッドホテル」は、来間島の大型リゾートホテル。お部屋はヴィラタイプで、客室数はなんと150室以上。銀座に本店を構える「吉祥」が入っているのも特徴です。
シーウッドホテルの外観(画像引用元:りとふるさんのinstagram)
本ブログを運営する「RuGu」も2019年にオープンした宮古島初のグランピングリゾートです。RuGu Glamping Resortでは、海に沈むサンセット、満天の星、絶品バーベキューなど、自然に溶け込むグランピングならではの貴重な宿泊体験ができます。トレーラーハウス型客室は個性的で、屋上に上がれば遠目に海も見られます。
この投稿をInstagramで見る
さらに、来間島大橋のたもと、来間港となりのビーチには新たなバーがオープンしたばかり。「Bar PERCHILL」というお店で、海の家のような感覚で飲み物やお酒をいただけます。
まとめ
宮古島にも豊富な自然がまだまだ残っていますが、来間島はそれ以上。昔ながらの風景がいまなお残っているのが最大の魅力です。「離島ならではの自然を感じたい」「都会の喧騒を忘れて、リフレッシュしたい」という方は、ぜひゆっくり来間島を満喫してみてください。